人生100年時代に家族に必要なリスクポリシー(備え)とは?
”リスクポリシー”をご存知でしょうか?
人生は氷山の海を航海しているようなものだと例えることができます。
超高齢社会の海において、本人と家族を襲う意思能力の減少・喪失リスクも氷山のひとつです。
このコースは、意思能力の減少・喪失リスクを想定内とするとともに、そのリスクに対する備えとして、
公正証書5点セットを歯車のように噛み合わせて機能させるリスクポリシーについて具体的にご説明します。
このビデオをご覧いただき、このコースを受講するか否かご判断ください。
意思能力の減少・喪失のリスクとは?
意思能力とは自分の価値観に基づいて、ものごとを判断して決定する能力です。
意思能力は死んだ後にはもちろんありませんが、生きている間にも、事故や病気、そして認知症などで失う可能性があります。
自分で判断できない状態に陥った際に、誰かが本人の代わりに判断しなければなりませんが、その判断には法的な権限が必要です。家族だからといって、本人に替わって本人の契約をしたり、勝手に銀行預金を引き出したりすることはできません。
意思能力が減少・喪失した状況で生きるリスクへの備えがなければ、本人の意図しない結果となったり、残された家族等が対応に困ってしまう可能性があります。
five-gear 公正証書5点セット
人生には様々なことが関連して複合的に起こります。
遺言だけ?信託だけ?不動産だけ?葬儀だけ?尊厳死宣言だけ?
それぞれの歯車を単独で回転させるだけでよいのでしょうか?それぞれの力を組み合わせて、はじめて自分の意思の力が通じる、即ち全体解決ができるというものです。
歯車は単独ではなく、相互の関連を考えて、しっかり噛み合わせて、力をスムーズに伝えることができるように設計する必要があります。
Five-gear 公正証書5点セットは、意思能力を失うことによって生じるリスクへのもれのない法的な備えです。
リスクポリシー
多くの場合、リスクに直面してから準備を始めても手遅れです。
リスクを想定して、あらかじめどのように対応するか段取りを取り決めて、家族で共有しておけば助かる可能性が高まります。
いつ起こるかわからない災害に備えて、緊急避難袋を用意しているかもしれませんが、意思能力もいつ失うかわかりません。five-gear 公正証書5点セットは、いつ遭遇するかわからない意思能力の喪失に備えるリスクポリシーなのです。
ダウンロードできる「仕様書」付き
自分と家族に必要な公正証書5点セットとその内容をシンプルにまとめることができる「仕様書」をダウンロードすることができます。
この「仕様書」は、自分の考えをまとめるメモとして、心配している両親や配偶者と相談する際のレジメとして、そして、専門家と相談する際の意向の提示に活用することができます。この「仕様書」に自分と家族のリスクポリシーをまとめてみましょう。
リスクポリシー
リスクに遭遇した際に、多くの情報を入手して冷静に判断するのは人間には困難です。リスクの発生を想定して予めプログラムを作って、一定の条件が生じた場合に、迷わずそのプログラムを実行するのが行動心理学に裏付けられたリスクポリシーです。
意思能力喪失リスクのケース2件
事故、病気、認知症などで家族が意思能力を失う経験は滅多にないため、他人の経験で予め学習して備えておく必要があります。財産の多寡にかからわず、本人の財産を動かせなくなり、契約行為ができないとどうなるかをケースで学びます。
法定後見の救いと問題点
意思能力の喪失に備えていない場合に、家庭裁判所のお世話にならなければならない場合があります。法定後見制度の救いだけでなく、その問題点を理解していなければ、意思能力喪失への公正証書5点セットの必要はわかりません。
コースカリキュラム
講師紹介
講師の齋藤真衡です。
人生100時代にはそれなりの新しい生き方が必要です。そこで、Happy Ending カードを開発して、Happy Ending を阻害する老後のリスクに対する様々なリスクマネジメントを提供しています。公正証書5点セットは私の母のを含めて、多くのお客様と創ってきました。その効用を実感をもって熟知しています。
賢明な人であっても、知らないことに備えることはできません。そして知るだけではなく、備えについてもHappy Ending プランナーの仲間とともにお手伝いさせていただいています。
損害保険、生命保険会社で32年間にわたり商品・サービス企画、営業に従事。
超高齢社会に必要なHappy Ending サービスをHappy Ending プランナーの仲間とともに展開中。