超高齢社会に新たに顕在化したリスク
東海道線における徘徊老人の鉄道事故をきっかけとして、高齢者を原因とする損害賠償責任の問題がクローズアップされました。火事の類焼事故も発生しています。また、神戸市における自転車事故の高額賠償判決によって、自転車保険の加入が条例化される自治体も増えており、個人とはいえども、人に損害を与えて、謝って済む時代ではなくなりました。
このコースは、個別の賠償事故の形態ごとにではなく、個人が加害者となって負う可能性のある損害賠償責任について包括的に学ぶ結果、必要十分な備えをすることができるようになります。
安心のアンブレラ(傘)
一般的な保険の担当者が語らない部分まで、賠償責任保険の専門家が具体的なケースを元にわかりやすく解説します。
このコースを修了したあなたの個人の賠償責任保険の知識は、あなたの保険の担当者以上になるはずです。
安心のアンブレラ(傘)の下で、枕を高くして眠りましょう。
ダウンロードできるチェックリスト付き
ダウンロードできるチェックリストで自分にどのような賠償リスクがあるのか、確認することができます。
加害者が自分の場合だけでなく、監督義務者となる親族等のリスクも合わせてスクリーニングしておきましょう。
コースカリキュラム
ケース 高齢者の賠償事故
認知症の高齢者が引き起こす電車事故、火災の類焼事故のケースを具体的に紐解きます。健常な時には考えられないことが起こる可能性があります。
個人(日常生活)賠償責任保険特約の内容
法律上の賠償責任が発生した場合に補償してくれる保険の紹介と、その補償内容及び、賢い加入のポイントを具体的に提案します。
補償外の事故
人に迷惑を掛けたら即補償があるというわけではありません。個人(日常生活)賠償責任保険特約で補償されないリスクについて知って、その他の手段でリスクをカバーする方法について提案します。
講師 渡辺靖之
株式会社 保険代理店ロイド 代表取締役
損害保険会社の社員として、約20年勤務した後、10年前に神奈川県藤沢市の現在の保険代理店の代表取締役となりました。個人顧客約4000名、法人顧客約500社をお守りしています。
保険に関しては、豊富な実務経験を強みとし、生命保険ならびに損害保険の的確かつ総合的な保険企画、お客様に手間の掛けない事故対応がモットーです。
さらに、保険だけではお客様をお守りできないことから、オールリスクマネジメントを目指して、自ら営業しながら、社員教育にも力を入れております。